曲がりなりにも音盤を成型することが出来たので、ひとまずここで焼いてみる事にしました。
なぜ焼く必要があるか調べたところ、主に残留応力の除去が目的のようです。※気になる方は「残留応力」や「焼戻し」等で調べてみるとなんとなくわかると思います。
色んな製作者の焼き方を見ると、電気炉を使用している人が多いようです。当然そんな物を簡単に用意できる訳ないので、気休め程度にバーナーで焼いていくことにしました。
使用したのはこのバーナー。3000円ぐらいでした。
焼いている途中はこんな感じです。どこまでやればいいのか検討もつかなかったので、とりあえず薄青色になるまで焼いてみました。
むらむらですが、気持ちの良い青色です。このまま冷えるまで少し放置しました。
冷えてから治具の上に移動。表面はさらにむらむらでした。まあ、気休めなんでいいんですこんなもんで。
さて音はどう変化したか。治具に固定して確認してみると、dingがならない…っ。
焼く前まではまだもっと響いていたのに、詰まった様な高音が出るようになってしまいました。焼くだけでこんなにも変わるのかと、驚きました。
元に戻そうとハンマーで叩くのですが、焼きによって素材に硬さが出たため思うように行きません。
なんとか音盤が出来たので、行けるとこまでと思っていたのですが、dingで行き詰まるとは、、、
まあ、今回はいろいろと気づく事もあったので良しとしましょう。少しづつでもハンドパンに近づけばいいのです。
コメント
大概 焼くと1オクターブ以上ピッチは上がるので そんな物です。
なるほどですね〜
あまりにも変化が大きかったのでびっくりしてしまいました。汗
ありがとうございます!