ハンドパンチューニングが完了。やっとこさ上下シェルを接着しました。

ようやく上下シェルの接着まで辿り着けました。ハンドパン製作に取り組み始めて早2ヶ月。初号機の完成まであと少しです。

2度目の焼き入れの後に音がバラけてしまったので、結局スケールは当初予定していたG Akebonoに持って行きました。設計的にキツイ部分もあって、倍音が少し汚くなってしまいました。

そしてついに接着です。重要なのは接着剤の選定。

いろいろ調べた結果、どうも接着するのに湿度を気にするチューナーが多いということに気がつきました。

そこで、接着硬化に湿度が必要な接着剤を調べてみると、シリコーン系のコーキング剤が湿度に反応して硬化するという事が分かりました。

よくガラスとかタイルとかの目地埋めに使用されてるやつです。完全硬化してもゴムの様に弾力が残ります。基本的に接着用途には向かないものですが、そこまで強度も必要ないので充分だと思います。

固定用のクランプは、洗濯バサミタイプのスプリングクランプを準備しました。シリコーン系コーキング剤なので、そんなにガチガチに締めて固定する必要もないでしょう。

固定後は大体一晩ぐらいで、外れない程度に硬化します。完全硬化までは1週間ぐらいらしいです。

固定後音の鳴り具合をチェックしましたが、高音2音がやはり厳しいようです。G4が一番響いてました。

ちゃんと固まった後、リムのエッジをグラインダーで揃えたら完成です。

本当は接着後に最終のチューニングをしたいのですが、結構無理して叩いた音盤も多いのでこれ以上弄らない事にしました。とりあえずは遊べる程度には鳴ったので御の字ということで。

これでようやくひと段落という事で、次の材料届くまではポコポコとハンドパンの練習でもしてようと思います。

今回もいろいろとフィードバックがあったので、次回の楽器はもうちょっといい音を鳴らしてみせます。特に高音を頑張ります!

では。

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