もうタイトルからして嫌な香りがぷんぷんしますが、製作記を記したいと思います。
ディンプルの成型が終わったので、早速トーンフィールドの成型にかかりました。予想ですが、このトーンフィールドの成型はかなり重要な作業だと踏んでます。
ハンドパンという楽器は、1枚の鉄板から複数の音が出るという、直感的にはとても不思議な楽器です。それを可能にしているのがトーンフィールドという”面”です。
つまり、この”面”を正しく作らないと、おそらくは音が鳴ってくれないということです。
どうやって面を出して行こうかと悩んだ結果、以下の動画を参考にしてみました。
動画を見ると分かるのですが、トーンフィールドのエッジの際から外側のあたりを入念に叩きます。
トーンフィールド成型の取りかかりで、黒いハンマーを使っていて、それがゴムハンマーっぽかったので試しに使ってみました。
結論から言うと、全く使えません。笑
ポヨンポヨン跳ねて全くと言っていいほど効きません。しょうがないので普通のハンマーに持ち替えました。
やってみて分かったのですが、この作業は結構難しいです。エッジを立てることは出来ても、綺麗な平面を作ることがうまく出来ません。
それでもなんとかdingはそれっぽい感じには持っていけました。問題はそれ以外のノートでした。
D4とE4を入念にハンマリングしていたところ、急に音が2つとも同じ音で固まってしまいました。どうやら弄りすぎて音盤が壊れたようです。※十分に検証して無いので、壊れたかどうかもまだちゃんと分からないのですが…
まあ、一筋縄では行かないとは思っていましたが、実際に問題が起きてしまうとかなりガックリ来ます。
とりあえずはもう少しリカバリー出来ないかやってみて、ダメだったら実験用のシェルにしようと思います。
しかし、dingからハンドパンっぽい音が出たのは嬉しかった。チューニングの雰囲気もなんとなく分かったので、その辺は収穫たったと思います。
めげずに頑張ります!
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